βグルカンサプリメントの有用性について
βグルカンとは、酵母やキノコ類などの細胞壁に含まれる、ヒトの消化酵素では分解できない多糖類の一種です。
一種の食物繊維となりますが、一般的な植物の細胞壁の構成成分であるセルロースと比べると性質に違いがあります。
どちらも食物繊維ではありますが、セルロースは水に不溶であるのに対してβグルカンは水に可溶なものもあり、この可溶性がサプリメントとして大きな役割を果たしていると考えられています。
可溶性とは言っても、元が多糖類という高分子ですから、例えば砂糖が水に溶けるのと同じような意味ではなく、粘性のある液体になります。
少なくとも単なる食物繊維としての働きにおいてはこの粘性がかなり重要です。
つまり、食物として摂取した後、消化酵素で分解できず、腸内で水を含んでかさを増し、便通を良くする効果があるためです。
ただ、サプリメントの働きとしては決してこれだけではありません。
コレステロール値を低下させたり、免疫力を高めたりする効果があることが分かってきています。
コレステロール値に関しては、おそらくは腸内でコレステロールの消化や吸収を抑制する効果があるためだろうと予想がつきますが、免疫力に関しては因果関係のはっきりした説明はまだなかなかつきにくいのが現状ではあります。
しかしながら医学的な研究も進められており、一般的な糖質のようにエネルギー源にはならないにも関わらず、古来より人々が経験的に利用してきたことの科学的根拠が解明される日も近いかもしれません。
